身近な植物の紹介 №001 オリーブ 2023.10.22

 

 


このオリーブの樹は家を建てた時にシンボルツリーとして10㎝ほどの苗木を植えたものが見る見る成長し、樹高5m、根元直径0.3m以上になった為、
地表から20㎝のところで切り20号鉢に植え替えたものです。
我が家に迎えて20数年、植え替えてから10年経ちましたがとても元気に育っています。常緑の樹にいつも癒されています。
地植えの時は毎年数千個の実をつけたのでオリーブ漬け用にイタリアの知人に持っていったり手搾りで自家製オリーブオイルを摂ってたりと楽しんでいました。また伐採した材でバターナイフを作ったりもしました。

オリーブの起源は古くオリーブの葉の化石がイタリアのモンガルディーノの有史前、新生代 新第三紀 鮮新世(約500万年前から約258万年前)の堆積物の中から発見されたところまで遡る。
野生のオリーブは小アジアが原産地でアナトリア(現在のトルコ)半島を経由してギリシャ、地中海沿岸に広まり古代エジプト、ギリシャ、ローマにおいて神聖なもの平和の象徴とされまたオリーブオイルも生産され人々の生活に必要不可欠な植物であった。
オリーブの詳細についてはまた別の機会に触れようと思います。

幼少の頃から目にすることが多かったこと、中高の校庭にはオリーブがたくさん植栽されていたこともあってとても身近なものでした。一時期は20種ぐらい鉢植えで育てていましたが管理が大変になり数種を残し、後は貰っていただきました。
種によっては挿し木で増やすことが容易でネバディロブランコは100%失敗なく発根します。また完熟した実を蒔けば時間はかかりますが発芽して成長します。
下の写真はミッションの実生です。

オリーブ ミッション(Olea europaea ‘Mission’)の実生

 

 

今年はこの2種を蒔いてみようと思っています。発芽したらまた報告したいと思います。

 

 

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