世界最大のバラ モッコウバラ(Rosa banksiae W.T. Aiton)について

 

バラに詳しい方はご存じでしょうが世界最大のバラの樹がアメリカ合衆国アリゾナ州トゥームストーンにあります。
その種はモッコウバラ(ロサ・バンクシアエ)です。19世紀初頭イギリスに取り入れられた中国原産のロサ・バンクシアエは広く栽培され一般のものとなった。

1884 年スコットランドから銀鉱山の町トゥームストーンに夫ヘンリー・ジーと共に移住してきたメアリーが故郷の家族から送られてきたレディ・バンクス・ローズの挿し木苗を友人アメリア・アダムソンと1885 年に植えたのが世界最大のバラの始まりです。

アリゾナの地で繁茂したこのバラは現在幹回り3.7 m、枝の広がり840 ㎡にまで成長しています。またその敷地はローズツリー博物館(Rose Tree Museum)の所有です。

この記事で紹介の世界最大のバラの木があるローズツリー博物館があるアメリカのトゥームストーンは、かつて西部劇の舞台となったことで有名です。ローズツリー博物館の公式ウェブサイトはこちらです。

ローズツリー博物館 - Rose Tree Museum

 

 

 

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